2014年8月8日金曜日

「報復措置で飛行制限を検討」

皆さま、こんにちは。ねこです。
ふと気づけば、ブログの総アクセス数が
10万件まであと少し!


あっ、でも、せっせと何度も
再読み込みとかしなくていいですからね(笑)


さて、今日は経済制裁の話題です。
今朝の新聞を読んで、
驚いたことがありました。

決定事項ではありませんが、
ロシアが欧米による制裁への報復措置として
欧米航空会社のロシア領空を通過の禁止を
検討するというのです。

この飛行禁止が実現してしまった場合、
英国航空やルフトハンザ航空、
エールフランス、KLM航空などの日本-欧州便も
航路を変更する可能性が出てくるのです。

まずは、ニュース記事をご覧ください。
こちらは飛行禁止検討の話題が中心ですが、
輸入禁止の話にも少し触れています。

ロシア、領空の飛行禁止検討(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM07H1O_X00C14A8MM8000/

次は英文記事です。
ロシアによる報復措置全般について
かなり細かく書かれています。
飛行禁止検討に関する部分は、
第4パラグラフです。
Russia Responds to Western Sanctions With Import Bans of Its Own(NY TIMES)
http://www.nytimes.com/2014/08/08/world/europe/russia-sanctions.html

今回の記事から、
重要な英語表現を抜き出してみました。
最初の4つが航空関連、
残りの3つが輸入関連です。

経済制裁
economic sanctions

報復措置を実施する
implement retaliatory measures

ロシア領空(シベリア上空)の通過を禁じる
ban flights over Siberia

検討する
consider

輸入禁止
banning imports

農産物
agricultural products

乳製品
dairy products

それにしても、本当に飛行禁止なんてことに
なってしまうのでしょうか。

確かに、冷戦時代は、
ロシア上空の飛行ができず、
ヨーロッパに行くには、
アラスカのアンカレッジ空港を経由して、
北極回りで飛んでいました。

もっとも今は、飛行可能距離も長くなったので、
アンカレッジで給油のために
着陸する必要はないかもしれませんが、
でも、燃料が余計にかかれば、
航空運賃も上がってしまいます。

日本航空や全日空は対象外なので、
いずれにしても欧州への直行便が
なくなるわけではありません。
でも、そんな状態で飛んでいても
なんだか落ち着かないですよね。

どうか世界中が
もっと仲良くできますように…。

シベリア上空 2002年4月