2013年9月12日木曜日

英語人名の七変化

皆さま、こんにちは。ねこです。
昨日から探していた消しゴムが見つかりました。
こういうのって、何だかスッキリしますよね。^^


さて、今日の話題は英語圏の人名の変化について。
海外ドラマを見ていると、
1人の人物が、何種類かの名前で呼ばれていることがあります。
例えば、James(ジェームズ)さんが、
Jimmy(ジミー)、Jim(ジム)と呼ばれたりします。

字幕をつける時は、毎回呼び方を変えると、わかりにくくなるので、
事前に、「この人の名前は“ジム”で統一しましょう」
などという取り決めをします。
そうじゃないと、外国の名前に慣れていない人は、
「あれっ? さっきのジェームズさんは、
今ここにいるジムさんのお兄さんかな?」と混乱しちゃいますよね。

でも、このJames、Jimmy、Jimぐらいなら、
ある程度、予想はつきますが、
例えば、Robert(ロバート)がBob(ボブ)と呼ばれたりと、
日本人にとっては、何でそうなるの!??と
びっくりするような変化もします。

というわけで、今日はいくつか代表的な人名の変化を
ご紹介することにしました。


Alfred ♂
(アルフレッド)  Al(アル), Fred(フレッド), Freddy, Freddie(フレディ)

Andrew ♂
(アンドリュー)  Andy(アンディー), Drew(ドリュー)

Anthony ♂
(アンソニー)  Tony(トニー)

Ann/Anne ♀
(アン)  Nancy(ナンシー)

Catherine ♀
(キャサリン)  Cate(ケイト), Cathy, Cassie(キャシー), Cath(キャス)

Edward ♂
(エドワード)  Ed(エド), Eddy, Eddie(エディ), Ted(テッド), Ned(ネッド)

Elizabeth ♀
(エリザベス)  Beth(ベス), Betty(ベティー), Betsy(ベッツィー), Lillian(リリアン), Liz(リズ), Liza(ライザ), Lisa(リサ)

Ellen ♀
(エレン)  Nell(ネル)

Eric ♂
(エリック)  Rick(リック), Ricky(リッキー)

James ♂
(ジェームズ)  Jim(ジム), Jimmy(ジミー), Jammy, Jamie, Jamey(ジェイミー)

Jennifer ♀
(ジェニファー)  Jen, Jenn(ジェン), Jenny, Jennie(ジェニー)

John ♂
(ジョン)  Jack(ジャック), Jacky, Jackie(ジャッキー), Johnny, Jonnie, Jonny(ジョニー)

Katharine/Kathleen ♀
(キャサリン)  Kate(ケイト), Katie(ケイティ), Kathy, Kathie(キャシー)

Laurence/Lawrence ♂
(ローレンス)  Larry(ラリー)

Margaret ♀
(マーガレット)  Maggi, Maggy(マギー), Meg(メグ), Peg(ペグ), Peggy(ペギー)

Mary ♀
(メアリー)  Polly(ポリー)

Matthew ♂
(マシュー)  Matt(マット), Matty(マティー)

Michael ♂
(マイケル)  Mike(マイク), Mikey(マイキー), Mick(ミック), Micky, Mickey(ミッキー)

Nathan ♂
(ネイサン)  Nate(ネイト), Nat(ナット)

Rebecca ♀
(レベッカ)  Becca(ベッカ)、Becky(ベッキー)

Richard ♂
(リチャード)  Dick(ディック), Rick(リック), Ricky, Rickie(リッキー)

Robert ♂
(ロバート)  Bert(バート), Bob(ボブ), Bobby(ボビー), Rob(ロブ), Robby, Robbie(ロビー)

Stephen/Steven ♂
(スティーブン)  Steve(スティーブ)

Susanna ♀
(スザンナ)  Susan(スーザン), Susie, Susy, Suzie, Suzy(スージー), Sue(スー)

Thomas ♂
(トーマス)  Tom(トム), Tommy(トミー)

Victor ♂
(ヴィクター)  Vic(ヴィック)

William ♂
(ウィリアム)  Will(ウィル), Willy, Willie(ウィリー), Bill(ビル), Billy(ビリー)

Zachary ♂
(ザッカリー)  Zach, Zack(ザック)

いかがですか?
ああ、なるほどね!と思うものもあれば、
何でそうなるかなぁ…と、
思わず首を傾げたくなるようなものもありますよね。

「ウィリアム」が「ビル」なんて呼ばれてしまうのも、
そりゃ、完全に別人でしょ!とツッコミを入れたくなりますが、
実は音声学的に分析すると、
"w"と"b"を発音する時の唇のポジションを分析すると、
案外、音としては似ているのかなぁ…とも思ったり。

ちなみに、ビル・クリントンさんの本名は、
William Jefferson Clinton(ウィリアム・ジェファソン・クリントン)
なのだそうです。
いきなりそんな名前を出されたら、
"Who's that!??"と言ってしまいそうですね(笑)