2013年9月22日日曜日

「先輩」「後輩」「同期」

皆さま、こんにちは。ねこです。
先日、ドラマを見ていたら、
「やりたいことを仕事にできる人なんて、ほんの一握りなんだよ」
というセリフが出てきました。
いやぁ、確かにそうですよね。

そんな中、翻訳と英会話講師という、
好きなわらじを二足も履いてしまうなんて、
なんてラッキーなんでしょう!
生まれ変わっても、今とおんなじ人生がいいな。^^


さて、今日の話題は、
生徒さんたちからよく質問を受けるこちらの日本語表現です。
「先輩」「後輩」「同期」を英語で何て言ったらいいのでしょう?

実は、これらの日本語に相当する英語表現はありません。
なぜなら、そもそも英語圏には、
日本のような「先輩・後輩」という概念が存在していないからです。
この2つを無理やり、"senior" "junior"と訳す人がいますが、
ネイティブにとっては、おそらくピンと来ないでしょう。

どうしても説明したいなら、

He joined the company earlier than I did.
(彼は私よりも先に入社しました)

She was at Cat University two years before me. 
(彼女は猫大学に私より2年前にいました)=2年先輩

といった形で文章で説明をすることになります。

また、例えばアメリカでは、日本のように
春にまとめて新卒の定期採用などがないので、
そもそも「同期」というものが存在しません。

なので、もし、たまたま同時に採用されて、
同じ時期に働き始めたとしたら、

Tom and I joined the company at the same time.
(トムと僕は同じ時に入社したんだ)

と説明することになるでしょう。

では、「昨日、会社の先輩と食事をしたんだ」と言いたいとしたら、
いったいどうすればいいのでしょう?

I had dinner with my co-worker yesterday.
(昨日、同僚と夕食を食べました)

う~ん…。日本人にとっては納得がいかないかもしれないけど、
これが自然な表現です。

無理やり説明しようとしたら、

I had dinner with my co-worker 
    who joined the company earlier than I did yesterday.
(昨日、私より早く入社した同僚と夕食を食べました)

これじゃ、何だか長すぎるし、
“先に入社したから何なの??”と
文章の後半がやたらと気になってしまいそうです。(^^;

学校の「先輩」「後輩」についても同じこと。

I had dinner with my friend (from high school).
([高校の]友達と夕食を食べました)

これで十分なのです。


年上、年下をあまり意識しないというのは、
"brother"=兄または弟
"sister"=姉または妹
という英語表現からも分かりますよね。
あえて、「兄」と言いたい場合は、
"older brother"というふうに形容詞をつけることになります。

ちなみに、"uncle"や"aunt"も、日本語の漢字表記では、
両親の兄なら「伯父」、弟なら「叔父」、
両親の姉なら「伯母」、妹なら「叔母」。
(このあたりは、本当に翻訳者泣かせです。(^^;
たったこの1語のために、生年月日まで調べなくちゃいけないなんて!)

結局、言葉というのは、
必要なことを伝えるためにできたものなので、
生活習慣や文化によって、
必要な単語も違ってくるんですよね。


P.S. ふと気づいたら、4万アクセス突破していました♪
あ~、びっくりしたぁ!!