2013年9月6日金曜日

「蝶々結び」は"ribbon"ではない!?

皆さま、こんにちは。ねこです。
フリーランスの翻訳者というのは、
決して安定している職業ではなく、
たまに、パタッと仕事が途絶える瞬間が
やってくることがあります。

1日や2日なら、“ちょうどいい骨休めだわ~”と思えるのですが、
その状態がもう少し続くと、
“ひょっとして何かマズイ納品をして
もう発注が来ないのでは?”と不安になってきます。

先日、ちょっとそういう状態になったので、
え~い神頼みだっ!と思って、
神社に行って賽銭箱に100円を入れて、
「仕事くださ~い」と、お願いしてきました。
そしたら、いきなりドドドドドッと各方面から発注が来て、
うんと先の予定まで埋まり、
いくつかの仕事は断らなくてはいけない事態に…。(^^;
う~ん、神社ってパワフルなのね(笑)。


さて、今日の話題は「リボン」について。
昨夜、学校でネイティブと話していて、ものすごくびっくりしたんです!

これ、英語で何て言うと思いますか?


私は昨日の夜まで、絶対にこれは
"ribbon(リボン)"だと思い込んでいました。
でも、これは"ribbon"ではなかったんです!!

英語の"ribbon"が指すのは、
長い形状の布などのこと。


で、これを結んで作った蝶々の形をしたものは、
"bow(ボウ)"と言います。

例えば、こちらのTシャツなら、
"the T-shirt with a lot of bows on it"
と表現することになるのです。



いやぁ…、そう言われても、
自分の中では、絶対これは"ribbon"なんだけど~~!!(^^;

でも、昔々、タイプライターに使われていた
「インクリボン」などのことを考えると、
なるほどねぇ…という気持ちにもなります。

それと、「蝶ネクタイ」のことを
"bow tie(ボウタイ)"って呼んだりするので、
まあ、確かにねぇ…という気持ちにもなります。



でも、なんだかねぇ…。
きっと、これから先も、結わいたリボンを見かけたら、
"ribbon"って言っちゃいそうな気がするのよね。

ちなみに、リボン関係の表現例としてはこんな感じ:

tie the ribbon into a bow (リボンをちょう結びにする)

ribbon-wrapped box (リボンを掛けた箱)

untie a ribbon (リボンを解く)

bow tie pasta (リボン形のパスタ)

要は「蝶々結び」を指すときは"bow"で、
素材そのものは、"ribbon"なんですね。
びっくりです!