2013年9月26日木曜日

「ゆとり」

皆さま、こんにちは。ねこです。
映像翻訳者を目指して一緒に学んだ2人の友人と、
お喋りを楽しんできました。
当時、3人掛けの席に、いつも並んで座っていた私たち。
授業中、ふと疑問がわいてお喋りをしてしまい、
先生に怒られたこともあったっけ(笑)

3人とも、今も現役の翻訳者。
私がこの仕事を続けていられるのは、
彼女たちのおかげです。^^


さて、今日は「ゆとり」という言葉に相当する英語について、
ちょっと考えてみたくなりました。
この言葉、文脈によって、使える単語が
かなり変わってきそうです。

「ゆとり」で英和辞書をひくと、
とりあえず訳語として出てくるのが、
room
elbowroom
leeway
latitude
margin
allowance
ease
clearance
play
など。

しかし、文章の中で使うと、
他にもいろいろな表現が可能になります。

have time to spare
(時間的なゆとりがある)

have the energy to read for pleasure
(読書をする気持ちのゆとりがある)

word that smells of leisure
(時間のゆとりを感じさせる言葉)

make life easier
(暮らしにゆとりを持たせる)

have peace of mind
(気持ちにゆとりがある)

SPACE ALCの英辞郎で検索すると、
他にもいろいろ用例が出てきます。
http://eow.alc.co.jp/search?q=%E3%82%86%E3%81%A8%E3%82%8A&ref=sa

ついつい、「忙しい」という言葉を口にしてしまう今日このごろ、
あえて、一瞬、手を止めて、
"Have peace of mind, have peace of mind..."と
自分に言い聞かせてみたら、
案外すべてがすんなりうまくいくかも?^^

ドラマなどで、相手に、「まあ、落ち着けよ」と言う時には、
"Easy, easy!"なんていう表現もよく聞く気がします。


ちなみに、余談ですが、
綴りが違っていて、まったく同じ音に聞こえる
"piece of mind"という表現があります。
こちらは、"give a piece of mind"というフレーズでよく使われ、
「ひと言説教をする、ずけずけと文句を言う」
という意味になるので、ご注意くださいね。
http://eow.alc.co.jp/search?q=give+a+piece+of+mind