2014年10月17日金曜日

「ベネチア」と「ベニス」

皆さま、こんにちは。ねこです。
昨日、友達と3人で旅番組を見ました。
と言っても、見ている場所はそれぞれの自宅。
LINEのグループ会話で、
「おお~、このおばちゃんアヤシイよ~」
「すごいっ! 絶景!!」などと
メッセージをやり取りしながらの視聴です。

ちなみに、このグループの目標は、
3人で缶ビールを片手に、↓この景色を見ること♪
http://dailynewsagency.com/2013/05/20/plane-spotting-at-maho-beach-hxi/


さて、今日は海外の地名のお話をしましょう。
日本の新聞などでは、
現地での発音に“比較的”近いものが
カタカナ表記されています。

新聞記者や翻訳者が利用する用字用語集には、
主な外国地名の表記一覧が載っています。
私たちがテレビや新聞で目にする地名は、
この表記に基づくものになっています。

例えば、Los Angelesは
「ロサンゼルス」が正しい表記とされています。
しかし、実際の音としては、
アメリカ英語なら【ロサーンジェルス】
イギリス英語なら【ロサンジェリース】と聞こえます。

Oxford Learner's Dictionariesより
http://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/los-angeles

しかし、これはまだ単純。
英語圏を離れると、さらに面白いことになります。
例えば、英語圏の人がイタリアの地名を言う時は、
綴り自体も変わってきます。

「ベネチア」 正式表記
Venezia 【ヴェネツィア】 イタリア語
Venice 【ヴェニス】 英語

「ローマ」 正式表記
Roma 【ローマ】 イタリア語
Rome 【ローム】 英語

「フィレンツェ」 正式表記
Firenze 【フィレンツェ】 イタリア語
Florence 【フローレンス】 英語

「ナポリ」 正式表記
Napoli 【ナポリ】 イタリア語
Naples 【ネイプルズ】 英語

スイスやドイツの地名も、
実は日本では現地読みを書いています

「チューリッヒ」 正式表記
Zürich 【チューリッヒ】 ドイツ語
Zurich 【ズーリック】 英語

「ミュンヘン」 正式表記
München 【ミュンヘン】 ドイツ語
Munich 【ミューニック】 英語

ちなみに、旧ソビエトに
グルジアという国があるのをご存知ですか?
この「グルジア」という現在の表記は、
ロシア語を起源としてものなのですが、
英語に由来する「ジョージア」という表記に
変更する方針が固まったそうです。

政府 グルジアを「ジョージア」に表記変更へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141013/k10015348271000.html


海外旅行のことを考えながら、
今日、久しぶりに旅ブログを更新しました。
http://matatabisp.exblog.jp/

もちろん、旅を始めた頃は、インターネットなどなかったので、
過去にさかのぼって書いた投稿もあります。
しかも、最初の旅は1988年だったため、
投稿日の設定で年号を選ぶことができず、
なぜか2001年の記事に埋もれています(笑)。

日本が大好きなのに、つい旅に出てしまうのは、
帰る場所があるという安心感からなのか…。(^^ゞ

さまざまな土地で、見たこと、聞いたこと、食べたものが
自分の栄養になっていればいいなぁ…と思います♪