2014年10月30日木曜日

ラリー・フィンク氏って誰?

皆さま、こんにちは。ねこです。
早朝から起きて翻訳に取り組んだら、
解釈を迷っていた英文の構造が
突然はっきり見えました!
早起き作戦、いいかもです。^^


さて、ねこはいつもテレビ東京の
WBSを録画して、翌朝に見ているのですが、
昨夜は、安倍首相が世界最大の運用会社
「ブラックロック」のラリー・フィンク会長と
面会したというニュースが放送されました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/market/post_77791

さて、このラリー・フィンク氏、
皆さんはご存知でしたか?
2010年のブルームバーグの記事を見ると、
こんな文章で紹介されています。

「驚くべきことに、ウォール街の外ではフィンク氏もブラックロックもほとんど知られていない。債券取引会社として1988年に設立された同社は金融界ではあたかも全能の神のような存在となったのに、一般社会からは注目を浴びないままだ」
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=a8U4XhoX.7UI

知る人ぞ知るという存在というのは、
なんだか気になりますね。
なので、今日はこのラリー・フィンク氏の
バイオグラフィーを使って、英語を学びつつ、
情報収集もしちゃいましょう。

こちらがブラックロック公式サイトの
フィンク氏の紹介文です。
http://www.blackrock.com/corporate/en-au/about-us/leadership/larry-fink

この英文に登場する
単語とフレーズを解説します。

Chairman 会長
Chief Executive Officer (CEO) 最高経営責任者
Global Executive Committee グローバル執行委員会
firm 会社
founding 設立、創立
client centric 顧客中心の
CEO of the Decade 過去10年で最高のCEO
World's Best CEO's 世界最高のCEO
seven consecutive years 7年連続
mortgage-backed securities (MBS) 不動産担保証券
tenure 在職(期間)
corporate securities 社債、法人証券
Board of Trustees 評議員会
charitable organization 慈善団体
earned an MBA degree MBAを取得
real estate 不動産
political science 政治学

こういう文章を読む場合、
大事なことは大抵、最初のほうに書いてあります。

まず、最初の段落を見ると、
「ブラックロックの会長兼CEOであり、
グローバル執行委員会を率いる」とあります。

次の段落を見ると、
「1988年の創立以来、会社を率いており、
顧客中心のソリューション(やり方)と
イノベーション(革新)を
リーダーシップの最前線に据え続けている」とあります。
また、いくつかの雑誌媒体などで、
「最高のCEO」に選ばれていることもわかります。

記事の中に出てくるBarron'sというのは、
The Wall Street Journalの姉妹紙の
投資週刊誌です。

この雑誌社が選んだ歴代のWorld's Best CEO'sが
以下のサイトで紹介されていました。
http://online.barrons.com/articles/SB50001424053111903601104579454643238073948

アマゾンのCEOや、バフェット氏なら
知っている人もいるかもしれませんね。
映画俳優ではないヒュー・グラント氏がいて
ちょっとびっくりしました(笑)。
ちなみに、ラリー・フィンク氏の正式なお名前は
「ローレンス・フィンク」です。

いずれにしても、なかなか偉大な人物のようですね。
フィンク氏がこれから、何をしてくれるのか
とても楽しみです。


ところで、皆さんは、自分の資産運用について
真剣に考えていますか?
投資とか資産運用とか、なんか難しそうだから、
とりあえず銀行に預けてればいいや…
と思っている人というのも、
わりと多いのではないでしょうか。

でも、勉強だと思って、
少額をドル貯金や株式投資に回すと
経済ニュースを真剣に見るようになります。
世の中への関心も高まります。

ちょこちょこ売買を繰り返して儲ける
というのではなく、
すごく好きな会社や
お世話になっている会社の株を買って、
ず~っと大事に大事に持っている。
そんなカタチで経済に参加してみるのも
なかなか面白いものですよ♪