皆さま、こんにちは。ねこです。
最近、「英語がツラくなっちゃった」という嘆きを
あちこちで耳にします。
うぉ~、それは大変です!
何とかしましょう。^^
まず、「英語がツラい」と感じる人というのは、
大きく2つに分類することができるかと思います。
<グループA>
とにかくガムシャラに勉強をし続けていて、
常に受験生のような気持ちになっている人。
<グループB>
「やらなくちゃ」という気持ちはあるけれど、
日々の生活に追われ、全く時間が取れず、
そんな自分に嫌気が差してきている人。
まず、グループAの皆さんへ。
ほんと、よく頑張っていますね!
誰かきちんと褒めてくれる人はいますか?
まずは、その頑張りを
しっかりと誰かに認めてもらってください。
一緒に頑張っている仲間がいるなら、
「私たち頑張ってるよねパーティー」
などをしてみるのもいいでしょう。
次に、日々の英語トレーニング方法を
ちょっと見直してみましょう。
「ツラい」と感じるのだとしたら、
何かが精神的負担になっているのだと思います。
往々にして、時間のかかる作業は負担になります。
文法や単語などを、きちんとノートに整理している人、
その作業は、本当に効果的かしら?
書くと勉強した気にはなれるけれど、
実はその作業を省くことで、
もっと有益なトレーニングをする時間が
取れるようになるかもしれません。
もっと好きなテレビを見たり、
好きな雑誌や本を読む時間ができて、
ストレスが減るかもしれません。
とにかく精神的負担を減らす方法を考えましょう。
何が苦痛なのか、どの部分が苦痛なのか?
その作業は本当に効果があるのか?
英語を勉強し始めてから、
常にきちんとノートを作ってきたので、
今さらそれをやめる気になれないという
とても几帳面な人も多いかと思います。
でも、本当に本当によ~~~く考えて!
そのノート、役に立ってる?
かけた時間に見合う効果が出てる?
もし、ノート整理や問題集にかける時間が
すごく負担になっているのだとしたら、
どこか一区切りついてところで書くのは卒業して、
音読練習の比重を増やすということも
考えていきましょう。
暇な大人って、あんまりいないものです。
基本的には、みんな忙しい。
その中で、英語を習得しようと思ったら、
形だけの満足感を味わうのではなくて、
本気で効率を追求するのが得策です。
そのやり方については、
グループBの皆さんへのアドバイスの中で
ご紹介しますね。
もう1つ、考えてみてほしいのは、
具体的な目標です。
いつもいつも全力疾走していたら、
息切れするのは当然です。
なので、「○月○日の英検までは
とりあえず全力疾走で頑張る」
「終わった後の2週間は、軽く流す」といった感じで、
メリハリをつけていくのも大事だと思います。
試験などの具体的な期限がない場合は、
自分で期限を設定するのもいいかと思います。
ねこは、月ごとに目標を設定したりします。
「ボキャブラリー強化月間」
「リスニング強化月間」
「発音強化月間」などです。
もっと細かく設定して、
「今週は/r/の発音を意識して話す週」
「今週は/f/と/v/でちゃんと下唇を噛む週」
などと決めてみても面白そうです。
(忘れないように、紙に書いて、
どっかに貼っておきましょう♪)
漫然と頑張り続けるのではなく、
小さな目標をちょこちょこと設定して、
満足感を味わっていきましょう。
それがモチベーション維持につながります。
もう1つ、つまづく原因となりがちなのが、
理想と現実とのギャップ。
「これだけ努力したんだから、結果がついてきて当然!」
と思っていたのに、
TOEICのスコアが思うように伸びなかったり、
会話があまりスムーズにできない日があったりすると、
「全然努力が報われなかった…」と
やり切れない気分になってしまう人も多いようです。
でも、ちょっと待って!
ひょっとして、目標設定が
ちょっぴり高すぎませんか? (^^;
厳しいことを言うようですが、
英語って、そんなにチョロいもんではありません。
「世の中でTOEIC730点がどうのこうの言ってるから、
とりあえず、それを目標に…」と思っても、
400点の人が、ガムシャラに2ヵ月勉強して、
1回の受験で「はい、730点ゲット!」
というわけには、いかないのが普通です。
(※たま~に例外もありますが、それはかなり特殊な例だと思います)(^^;
会話力も、話題や相手、体調や気分にも
左右されるものだから、
「あ~、なんかうまく喋れない」という日だって、
当然あると思います。
だけど、「あっ、なんかうまく話せた」という瞬間だって
絶対にあると思います。
なので、ありきたりな言葉にはなりますが、
できないことを数えるのではなく、
できたことを数えて、
できるだけハッピーな気分でいるのが大事です。^^
やや精神論的になってきましたが、
延々と苦痛なことを続ける人生なんて、
嫌じゃないですか。(^^;
資格試験や海外出張のために、
ある一定期間、えいやー!と頑張るのはいいけれど、
長期戦で英語を向き合っている人は、
どうか、どうか、どうか楽しんでくださいませ。
さて、お待たせいたしました。
グループBの皆さま。^^
まず、グループBの皆さんにとって、
一番大事なことは、
「そもそも、何で英語をやろうとしてるんだっけ」
という原点を振り返ってみることです。
そして、今の気持ちと照らし合わせてみましょう。
例えば、こんな例が考えられます。
当初:仕事で必要だった
現在:必要なくなったけど、将来に備えてなんとなく…
当初:海外旅行で話したい
現在:旅行の予定もないしなぁ…
当初:英語ができたらカッコいいから習い事として
現在:なんか飽きちゃった…
実際に英語を使う予定のないまま
モチベーションを維持していくというのは、
なかなか大変なことです。
もし、本当に本当に本当に絶対に
一生、まったく英語を使う予定がないと
言い切ることができて、
まったく未練も何もないのなら、
思い切って英語をバッサリ切り捨てて、
他のことを楽しむのもアリかもしれません。
でも…。
ふふふっ、今、このブログを
ここまで辛抱強く読んでるあなたは、
絶対に英語好きです(笑)
これからも、ねこについてきてください。^^
さて、じゃあ、どうしましょうか。
まずは何をしたら、自分の英語アンテナが反応するのか
よ~く検証してみましょう。
旅行番組を見まくるというのも
ひとつの手かもしれません。
たとえ5年後でも10年後でもいいから、
「20XXまでに、必ずオーストラリアに行く!!」
なんて目標を立ててみるのもいいでしょう。
すごく不思議なことだけれど、
言い続けていることは現実になります。
「そんな夢みたいなことは無理」と言い続けていたら、
それは夢のまま終わります。
無謀でもいいから、とりあえず願っちゃってください。^^
海外ドラマや洋画なども、
語学モチベーションを上げてくれますよね。
「英語音声+日本語字幕」で見た時間を
「英語に触れた時間」としてカウントしていったら、
よ~し、もっともっと見るぞという気持ちになり、
結果的に英語の音に触れる時間が
うんとアップするかもしれません。
Facebookなどで外国人の友達とつながるのも
いい方法ですね。
まずは、投稿の内容を理解して、
「いいね!」を押すことから始め、
少しずつコメントを書いてみるのもいいと思います。
さて、モチベーションは、あることはあるんだけど、
とにかく死ぬほど忙しくて、
英語に割く時間なんてまったくない
という話もよく聞きます。
うん、そうですよね。
ほんと、社会人はみんな忙しい!
というわけで、どうにもこうにも
1分も時間を割くことができなかったら、
残念ですが、英語は諦めてください。m(_ _)m
時間が取れるようになったら、やりましょう。
でも、このブログをここまで読んじゃった人。
1分以上、読んでるよね(笑)
たぶん、あと1分ぐらいは、
何とか捻出できると思うので、
毎日、1分だけ英語の練習をしましょう。
何よりも効果があるのは、
オーバーラッピングとシャドウイングです。
英語の音声とスクリプト(文章)を使います。
英会話学校に通っている人は、
今使っているテキストの会話文などを
利用してください。
あるいは、具体的な目標がある人は、
旅行会話のCDブックや、
ビジネス会話のCDブックなどを
利用するのもいいでしょう。
え~、本やテキストを毎日持ち歩いてはいけません。
重いからです。
精神的負担になります(笑)。
今週練習する会話というのを決めて、
コピーを取るか、写メを撮ります。
音を用意します。
スマホなどに入れてしまうのが理想です。
CDデッキの電源を入れ、CDを入れ、
何曲目かを探し、再生ボタンを押すというのは
忙しい社会人にとっては精神的負担になります(笑)。
そういう面倒なプロセスは、極力排除しましょう。^^
さて、材料の準備はできました。
あとは、実施時間を決めましょう。
これは、ライフスタイルによって、
いろいろだと思います。
比較的実行しやすいのは、
・起きてすぐのベッドの上(1分早く起きる)
・朝食の前
・歯磨きの後
・トイレ
・通勤中(電車の中や歩きながら)
・ランチの後
・帰宅して着替える前
・ビールを飲む前の儀式として
・お風呂
・洗濯物を干しながら/畳みながら
・布団に入る前
などでしょうか。
英語の習慣がなかった人は、
この中から、まず1つだけ選んでください。
1つだけです。
2つ以上選ぶと、
後回しにする可能性が出るからです。
さて、音を聴きながら、
一緒に読んでみましょう。
まずは1回でいいです。
それで、今日のノルマは達成。
手帳かカレンダーにでも○をつけてください。
多分、物足りなさを感じるでしょう。
それでいいです。
次の日も同じように1回読みます。
カレンダーに○をつけます。
以上、おしまい。
とにかく、そのちっちゃな儀式のようなものを
続けてみてください。
どうしても2回読みたくなってきたら、
2回読んでみます。
ちょっといい気分になります。
そして、カレンダーに○をつけます。
重要なのは、「英語を話す」という
口の筋肉の動きをすることで
脳に刺激を送ることです。
これにより、脳の中で
英語で話すための回路みたいなものが
ちょっとずつ育っていきます。
「勉強しなくていいから練習してね」と、
ねこが繰り返し言うのは、そのためです。
書いているだけでは、
脳の中で「英語を話すための筋肉を動かす」
という活動が行われないので、
言いたいことが思うように出てこないという症状が
いつまでも続くことになります。
とにかく、毎日、ほんのちょっぴりでいいので
脳に刺激を送ってあげてください。
ずっと休みなく続けるというのが負担だったら、
「日曜はお休み」などと決めてもOKです。^^
この1分間英語タイムを習慣にして、
とにかく続けていきましょう。
すぐには実感できないかもしれないけれど、
絶大な効果が待っています。
もうワンランク上を目指したくなったら、
オーバーラッピングの後で、文章を見ずに、
耳だけで英語を拾って真似して言う
シャドウイングにも挑戦してください。
これをやると、リスニング力もググッと上がってきます。
ねこ自身、英会話が本当に苦手だった時期があり、
その克服に役だったのが、
オーバーラッピングとシャドウイングでした。
せっせとノートに書く、
眉間に皺を寄せながら何かを暗記する、
そういうのは、もう卒業しましょう。
もっと軽やかに練習をしていくと、
英語がもっと楽しくなりますよ♪