2014年1月5日日曜日

"when"と"if"の使い分け

皆さま、こんにちは。ねこです。
おととい帰国し、その日のうちにスーツケースを片付け、
洗濯もすべて終えたまではよかったのですが、
疲れがドッと出たのか、今日は眠りこけてしまいました(笑)。

さて、通常モードに戻ります。
今日の話題は"if"と"when"の使い分け。
この2つ、ほぼ同じに使える場合と、
ニュアンスが変わってしまう場合があります。

例えば、「トムに会ったら、よろしく言っておいて」という場合。
これは、"if"と"when"も、どちらも使えます。

"If you see Tom, please say hi to him."と言うと、
会わないかもしれないけど、もし会ったらよろしくね
というニュアンスになります。

"When you see Tom, please say hi to him."の場合は、
職場や学校などで絶対にトムに会うのは決まっていて、
会った時によろしく言っておいてねというニュアンスです。

つまり、大きな違いは可能性。
「どうなるかわかんないけど、もしそうなら」
という場合には"if"を使い、
単に「~した時は」というニュアンスなら、
"when"を使います。

「日本に来る時は連絡してね」などの場合も、
"when"と"if"の両方が使えます。

"When you come to Japan, please let me know."
"If you come to Japan, please let me know."
前者の方が、若干、可能性が高い印象になります。

絶対に気をつけなくちゃいけないのは、
次のような話題です。

"When you graduate, are you going to be a teacher?"
(卒業したら、先生になるつもり?)
※卒業することが前提になっています

"If you graduate, are you going to be a teacher?"
(もし卒業したら、先生になるつもり?)
※卒業できないかもしれないというニュアンスを含むので、
他人に言うには、ちょっと失礼な感じです(笑)

将来やりたいことについて話す時、
できるだけ"if"ではなくて"when"を使うようにしたら、
夢に一歩近づけそうですね。

さあ、"if"とは言わず、"when"をいっぱい使って、
すばらしい一年にしましょう!


P.S. イタリアの交通機関のHPで国籍を選ぶ欄がありました。
"Japan, Japan, Japan..."と
探していたのですが、「J」から始まる国名が1つもありません。
おっかしいなぁ…と思っていたら、
「日本」は、イタリア語では、"Japan"ではなく、
"Giappone(ジャッポーネ)"なんですね(笑)。