2014年1月2日木曜日

Going home

皆さま、こんにちは。ねこです。
まもなく旅が終わります。
ミラノ中央駅に向かう列車の中で、
このブログを書いています。

今回の旅の後半では、
本当に頑張ってイタリア語を
いっぱい話しました。
特にヴェローナの友人宅に着いてからは、
7歳と11歳の女の子たちとの会話が
すべてイタリア語なので、
もう、それはそれは、めちゃくちゃで
へんてこりんなイタリア語を
喋りまくりました(笑)。

でも、その経験を通して、
言葉というのは、
単なる道具の一部に過ぎないことを、
強く実感しました。
これまでも、しつこいくらいに書いていますが、
コミュニケーションで最も大事なのは、
「伝えたい」「理解したい」という気持ちです。
ウソみたいだけれど、
本当にそれだけで、かなりのことを
伝えることができます。

そして、もう1つ大事なのは、
文字に頼りすぎないということ。
今回は、一切、イタリア語関係の本は持たず、
旅に出てからは、耳だけに頼って練習を繰り返しました。
その方が、絶対に早く話せるようになります。
(ビジネス等で読み書きの必要があったり、
資格試験などのために勉強する場合は、
そういうわけにはいきませんが…)

さて、そろそろイタリア語の時間はおしまいです。
とっさに出る言葉が、
「Grazie(ありがとう)」や
「Scusi(スクーズィ)」になってしまったので、
それを英語に戻さなくてはなりません。(^^ゞ
英語のシャドウイングを再開しようと思います。

日常に戻るのは、とても楽しみです。
本質的に旅をするのは性に合っているようで、
このまま、あと数か月、旅を続けていても
まったく苦にはならないけれど、
随分、散在しちゃったし、そろそろ帰らないとね(笑)。

旅を初めて2日目に、
面白い言葉に出会いました。

"A man travels the world over in search of 
what he needs and returns home to find it."
                - George Moore

日本語に訳すとこんな感じです。

「何かを探し求めて世界中を旅し、
帰郷して、それを見つける」

ん~、そのとおり! わかってます。
やっぱり故郷が一番です。
日本が一番好きです。
でも、繰り返し旅に出てしまうのは、
「我が家が一番」というのを
確認したいからなのでしょうかねぇ。
それとも、見知らぬ土地を歩く時の、
不安と好奇心が入り交じった感覚が
病みつきになってしまったのかしら。(^^ゞ

また旅がしたいです。
次はどこに行こうかなぁ…。

P.S. イタリアのカウントダウンの動画を撮りました。
みんなが声を揃えて、何かを叫びだして、
ん? なんだなんだ?と思ったら、
イタリア語でカウントダウンをしてたんですね。
(当たり前か:笑)

ギリギリ3秒前ぐらいから始まっています。^^
「トレッ! ドゥエ! ウノ! アゥグーリ!」
(=3、2、1、おめでとう!)と聞こえるので、
お楽しみくださいね♪
では、また日本でお会いしましょう!
Ciao!(チャオ)

ミラノにて