同じ内容を意味する言葉でも、
言語が変わると随分と印象が変わります。
先日、驚いたのがイタリア語の単語。
ラジオ講座で "Casa Bianca(カーサ・ビアンカ=白い家)"
という言葉が聞こえてきたので、
頭の中では、エーゲ海や地中海のリゾート地に建つ
白い家を想像していました。
青い海、青い空、そして太陽の光を受けて輝く白い家…。
ところがこれ、実は政治のお話で、
アメリカの "White House(ホワイトハウス)"のことだったんです。
いやはや、あまりのイメージの違いにびっくりしました。
ちなみに、ホワイトハウスをスペイン語で言うと、
"Casa Blanca(カーサ・ブランカ)"。
あれ? どっかで聞いたことありません?
そう、ユリの一種の“カサブランカ”と
アメリカの“ホワイトハウス”は同じ単語らしいのです。
(※映画の『カサブランカ』の方はモロッコの地名ですね。
こちらはスペースなしで "Casablanca"と綴ります。)
ああ、そうそう、ホワイトハウスとは関係のない話ですが、
スペイン語では日本のことを "Japon(ハポン)"と言うんですよね。
これ、初めて聞いたとき、なかなかショックでした(笑)。