皆さま、こんにちは。ねこです。Ornithology(オーニソロジー)という単語を聞いたことはありますか。英語上級者でも、あまり聞いたことがないかもしれませんが、ジャズファンの皆さんは、曲名として、よく知っているかもしれません。
Ornithology(オーニソロジー)は「鳥類学」という意味の単語で、チャーリー・パーカーというサックス奏者のニックネームがBird(鳥)だったことから、このタイトルが付けられたそうです。
この単語を店名にしたジャズクラブが、ニューヨークのブルックリンにあり、2022年に日本の鳥取から来たバンドが出演しました。その時、アメリカ人の友達グループをライヴに誘ったのですが、「あのライブはすごく良かった!」と今でも大絶賛してくれています。
今回、メンバーは少し変わりますが、鳥取から来た3人のミュージシャンが、ニューヨーク在住のミュージシャンと一緒に、このお店で演奏します。そのことを友達に伝えると、彼女はまた、たくさんの友達に声をかけてくれました。すると、その中の中国系アメリカ人が面白いことを言い出したのです。
「このバンドは鳥取から来るから、オーニソロジーを選んだの?」
彼は中国で生まれ、日本で暮らした時期もあるため、Tottoriという地名に「鳥」の字が使われていることを知っていて、「鳥類学(オーニソロジー)」と何か関係あるのかもと思ったようです。
オーニソロジーは、ねこおじさん(フォトグラファーの常盤武彦)の知り合いの店なので、ライヴ企画の相談をさせていただいているのですが、まさか「鳥」つながりになっていたとは! 鳥取って、そういう意味でも、ジャズと深いご縁があったんですね。
2025年8月25日 18:30~
Ornithology
井上拓美カルテット feat. 菊池ひみこ
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以下は鳥取メンバーが到着した日のチャーリー・パーカー・ジャズ・フェスティバルと、終演後の写真です。ここでも、チャーリー・パーカーとは、本当にすごい「鳥」つながりですね!