2014年9月3日水曜日

基本動詞の感覚

皆さま、こんにちは。ねこです。
まずはお詫びです。
先日のAXNのエミー賞授賞式、
同時通訳の入った生放送は無料だったのですが、
日曜日の字幕版は無料ではなかったようですね。
大変失礼いたしました。m(_ _)m


さて、今日は基本動詞のお話です。
先日、ちょっと当惑することがありました。

運動に関する英語表現で、
次のようなものがあります。

do yoga(ヨガをする)
do judo(柔道をする)
do aerobics(エアロビクスをする)

なので、「運動する」という表現は、
"do exercise"と言えばOKと
思い込んでいました。

しかし、ネイティブに確認したところ、
通常は、"exercise"を動詞として使うか
あるいは、"get some exercise"というのが普通で
"do exercise"とは言わないとのこと。
例文を作るならこんな感じです。

Do you exercise every day?
(毎日、運動してる?)

You need to get some exercise.
(ちょっと運動したほうがいいわよ)

※"get"のほうの表現は、通常"some"が入り、
運動することが必要であるという前提のもとに、
「少し運動になることをする」というニュアンスで
使うとのことです。

こういう基本動詞の感覚というのは
なかなか難しいものですよね。
他にもいくつか見ていきましょう。

take medicine(薬を飲む)
日本語では「飲む」という表現を使いますが、
英語では"drink"ではなく"take"を使います。
咳止めシロップなどの液体でも"take"です。

make a reservation(予約をする)
日本語では「する」でも、
英語では"do"とは言いません。
"make"を使います。

make a call(電話する)
こちらも予約と同様です。
"do"ではなく、"make"を使います。

take a bath(お風呂に入る)
日本語では「入る」でも、
"enter"は使いません。
"take"を使います。
ちなみに、これはアメリカ英語で、
イギリス英語では、"have a bath"と言います。

take a nap(昼寝をする)
「する」と言っても"do"ではなく
"take"を使います。
お風呂の表現と同様、
イギリス英語では"have a nap"と言います。

どんな時にどの動詞を使えばいいのか
本当に悩んでしまいますが、
結局のところ、このあたりは、
感覚で覚えるしかないように思います。

例えば、日本語でも、
「私が料理しました」というのは自然でも、
「私が料理やりました」と聞くと、
なんとなく違和感を覚えたりしますよね。

もちろん言語学的に分析すれば、
動詞の使い分けにも
何らかの法則はあるのかもしれませんが、
そんな法則を学んでいる暇があったら、
たくさんのフレーズをオーバーラッピングして
口で覚えてしまったほうが、うんと楽!

なので、引き続き、オーバーラッピングと
シャドーイングで、会話力を伸ばして行きましょう♪
(結局、オチはいつもこれ)(^^ゞ