ちょっと恥ずかしい(?)告白をします。
「デモ」という言葉が "demonstration" の略語だということ、
実は最近まで知りませんでした。(^^ゞ
皆さんはご存知でしたか?
自分の中では、なんていうか、「デモ」と言われると、
プラカードとか横断幕を持った人がゾロゾロという印象だけれど、
「デモンストレーション」と言われると、
モーターショーなどの華やかな展示会場で、
きれいなお姉さんが商品の説明をしているイメージ。
その2つが、どちらも "demonstration" とは、なかなかびっくりです。
ところで、英語でも "demo" という省略形が使えるようです。
名詞としては「示威運動」という意味も、
「実演説明」という意味もあります。
複数形は "demos"。
"demo" を動詞として、「実地説明をする」「実演してみせる」という意味で
使うこともできるようです。
ちなみに、接頭辞としての "dem-" "demo-" の意味は、"people"。
"demography(人口統計学)" や "democracy(民主主義)"などが
同じグループに入りますね。
英単語を覚えるときに、
こうした接尾辞のイメージが頭に入っていると、なかなか効率的です。
代表的なものを挙げてみましょう。
bi- 二つの → bicycle 自転車
bio- 生命の → biology 生物学
co- 共同、共通、同等 → cooperation 協力, 協同組合
de- 否定、強調、下降、分離、悪化 → decode 復号する
dis-, di- 否定、反対、分離、強調 → dislike 嫌う
geo- 地球の、地面の → geology 地質学
hydro-,hydr- 水の → hydrogen 水素
inter- 間の、間に、互いに → international 国際的な
intra- 内部に → intracompany 会社内の
mono- 一つの → monoplane 単葉飛行機
nano- 10億分の1、極微細な → nanometer ナノメートル
tele-, tel- 遠い、電信の → telephone 電話
接頭辞ばかりを必死で覚えるというのは
あまり賢いやり方ではありませんが、
単語を覚えるついでに、ちょっと気にかけてみるようにすると、
語感が養われるのではないでしょうか。
ついでに、接尾辞や語根も意識してみると、
さらに言葉たちの素性が見えてきて、面白くなりそうです♪