マンハッタンで生活していた時は、
自分の英語に自信が持てるように
なりつつあったのですが、
それは大きな勘違いでした(汗)。
大都会ニューヨークは、非常に特殊な環境で、
さまざまな人種の人たちが暮らしています。
なので、「英語」とはいっても、
みんなそれぞれクセのある英語を話すので、
逆に言えば、みんなが
いろいろなタイプの英語を
聞き取ることに慣れています。
しかし、この北国ユーティカは、
マンハッタンにすら行ったことがない
という人もいるような土地柄なので、
クセのある英語に慣れていない人も
たくさんいます。
なので、とても自然な会話ができる相手もいれば、
お互いに何度も聞き直さなくては
いけない相手もいます。
おそらくスムーズに話ができる相手というのは
クセのある英語に慣れていて、
しかも、少し意識的にわかりやすく
話してくれているのかもしれません。
マンハッタンでクラスメートと
ペラペラと超早口でお喋りを楽しんでいたのは
幻だったのかなぁ…と思ってしまうほどです。
特に通じないのは、単語の中に
Lの音が入っている発音です。
これまで「Lは簡単で、Rは難しい」と
思い込んでいたのですが、実は逆でした。
しかも、どの単語がLで、どの単語がRか
うろ覚えのものもけっこうあるので、
そういう発音は致命的です。
マンハッタンでは、曖昧に発音して
うまく誤魔化せていたのですが、
ここでは、そうはいきません。
でも、これはある意味、
貴重なチャンスだと思います。
表現はだいぶスラスラと
出てくるようになりましたが、
ここはひとつ、発音を意識して
あえてゆっくりと話し、
「適当に誤魔化さない」というのを
徹底してみようと思います。
また、子供向けの絵本(のコピー)に
発音記号を書き込んで、
1つ1つの単語を正確に発音する
という練習を繰り返し、
より正確で通じやすい発音を
身につけていきたいと思います。
ところで、こちらは発音矯正の師匠
ポペノ先生によるLの発音のビデオです。
https://www.youtube.com/watch?v=eApmaWCJWlM
Lという子音1つをとっても、口の形、
舌の位置、あごの位置など
意識すべきことがいろいろあります。
あらゆる音について、無意識でも、
口の筋肉を正しく動かせるようになれば、
もっとスムーズに通じるんだろうなぁ…。
道のりは長いけど、頑張ります!
<今日のユーティカ>