先日、車に乗っていたら、
こんな看板を見かけました。
BODY=肉体
WORK=労働
DONE=行われている
HERE=ここで
はてさて、肉体労働!?
何かの工事中ってことかしら?
…と思って、運転中のSちゃんに
尋ねてみたところ、
車のボディー(body)の塗装や、
へこみを直すといった作業(work)を
ここでやっていますよという
看板ということでした。
いわゆる小規模な車の修理屋さん
という感じです。
ちなみに、肉体労働を表す英語には
manual laborやphysical labor
などがあります。
また、こういった肉体労働をする人を
blue-collar worker、
いわゆるデスクワークをする人を
white-collar workerと呼ぶことがあります。
カタカナ表現として、
「ブルーカラー」「ホワイトカラー」という言葉を
聞いたことがある人もいるでしょう。
(※差別用語と受け止められる場合もあるので
公的な場での使用にはやや注意が必要です)
このcollarは「色(color)」とは違う単語です。
襟、ネックレス、首輪などを意味する単語です。
今回の表現の場合は、洋服の襟という意味。
かつて、肉体労働をする人は、
汚れが目立たないように、
紺や水色の服を着ることが多かったので、
こういう表現が生まれたそうです。
一時期、「ホワイトカラー・エグゼンプション」
(white-collar exemption)という言葉を
ニュースで頻繁に耳にする時期がありましたが、
これは、いわゆる事務などの
デスクワークをする人に対する
労働法上の規制を
緩和・適用免除(exempt)することを指します。
それにしても、やはり日本と比べると
アメリカでの車の扱いが、
けっこう雑だなぁ…という印象を受けます。
この国では、BODY WORKは欠かせないようです(笑)