2015年2月19日木曜日

図書館の話

皆さま、こんにちは。ねこです。
ねこは昔から、図書館が大好きなので、
今、毎日、図書館でボランティアができて、
本当に嬉しく思っています。

今日は、ダナム公共図書館
Dunham Public Library)について、
そして、具体的に、どんなボランティア活動を
しているかについて書こうと思います。

まずは、図書館の館長さんを
ご紹介しましょう。
とても笑顔が素敵な女性です。


いろいろなことを積極的に取り入れる人で、
館内では、こんな水耕栽培も。


ここでは、イベントもたくさん開催しています。

こちらが、ダナム公共図書館の公式サイト。
http://www.whitesborolibrary.org/

ぜひ、カレンダーをクリックしてみてください。
こんなイベント案内が出てきます。


さらにPDFのチラシ(flyer【フライヤー】)も
閲覧できます。
こちらは、"Teddy Bear and Me"のチラシです。
これは2歳以上の子供を対象とした、
読み聞かせ(story time)と
工作(craft)の時間です。


絵本の読み聞かせの時間は
こんな感じです。


こちらは、工作タイム。


今回は猫のお話だったので、
みんなで猫耳を作っています。


今回読んだお話は、「Skippyjon Jones」 。
日本のAmazonでも、購入できるようです。


日本語版が見当たらないってことは、
これは翻訳のチャンスかしら?

こちらは、月曜と水曜のお話のお姉さん。
図書館の司書さんで、館長さんの片腕として
バリバリ働いています。


実はねこは、彼女のおうちに滞在しつつ、
毎日、彼女と一緒に
図書館に通勤しています♪

それにしても、キッズコーナーが
かわいすぎます!!


蔵書数もかなり充実!


カメさんがアメリカ国旗を持ってる…(笑)


もう少し、イベントの話をしましょう。
こちらは、子供たちの読書の練習を
お手伝いするティコ(Tico)。


どうお手伝いするかというと、
ただ、おとなしく黙って聞いてくれます。
「一切、訂正もしないので、
子供たちが自信を持って、
本を読めるようになる」というのが
主旨なのだとか。

ちなみに、ティコは、
Therapy Dogs Internationalという
アニマルセラピー団体に所属しています。
http://www.tdi-dog.org/

図書館のイベントとしては、
他にFarmers' Marketなども開催されます。
こんなところでも、
クレジットカードが使えちゃうのが
さすがアメリカ!


お野菜ごろごろ。


なんとワインも売ってしまいます!(笑)


ワインとチーズの組み合わせは
最高ですね♪


こちらの図書館では、
市民の皆さんが読まなくなった本を
格安で販売し、その売り上げを
内装のリフォームなどに使っています。

毎日、たくさんの本が
寄付(donation)として持ち込まれるので、
ボランティアが値札などを剥がし、
本の表紙をピカピカに磨きます。


こちらが販売コーナー。


本(Book)とブティック(Boutique)を足して
Booktiqueと呼ばれています(笑)
状態の良い本はこちらで売られます。

こちらが料金表。かなりの格安です!


表紙やページに傷みがあるものは、
バーゲン(Bargain)コーナーで、
さらに安く販売されます。

すごく古いものが傷みのひどいものは、
「ご自由にお持ち帰りください(Giveaway)」の
コーナーに置かれます。
図書館に置かれていた古い雑誌なども
Giveawayのコーナーに置かれます。

もう少し、館内をお見せしましょう。
こちらはコンピューターのコーナー。
すべてネットにつながっているので、
自宅にネットやコンピューターがない人が
ここに来て利用しています。
もちろん無料です。


こちらは、勉強などをする人のための机と
有料コピー機のコーナー。
年配の方などは、コピー機の使い方を
知らないことも多いので、
戸惑っている人がいたら、
声をかけてお手伝いしています。


モノクロコピーは10セント。
カラーコピーは25セント。
なんと、スキャニングは、司書さんにお願いすると
無料でやってもらえます。

1ドルでFAXの送受信もできます。
受信もしてくれるってすごいですよね!
館内は無料WiFi完備で、
図書館の会員になっていれば、
IDとパスワードを入れて利用できます。

確定申告(Tax Return)の書類なども揃っていて、
申告相談会なども開催されています。

図書館で行われているサービス一覧はこちら。
http://www.whitesborolibrary.org/services

もう少し、館内を見てみましょう。
暖炉っぽくデザインされた
実は電気のヒーター。
隣のイスがオシャレですね。


巨大な英英辞書を発見!


こちらはJan Brettという作家さんを
応援するコーナー。


応援してみたい人は、
Facebookで「いいね!」を
押してあげてください。
https://www.facebook.com/byjanbrett

本について尋ねたいことがある時は
こちらのカウンターへ。


新聞も各紙揃っています。


雑誌もずらり!


こちらは新刊コーナー。


CDやDVDも豊富に取り揃えています。


こちらは貸し出しデスクです。
英語では、Circulation Deskと言います。


「本を借りる」は、check out
「返却する」は、returnです。

図書館が閉まっている時は、
こちらの返却ボックス(book drop)に投函します。


この図書館では、
デューイ十進分類法
Dewey Decimal Classification
という方法で本が分類されています。


日本の図書館では、このDDCをもとにした
「日本十進分類法」(NDC)が使われています。


000番台、100番台、300番台、
700番台は同じですね。

さて、ねこがこの図書館で具体的に
どんな仕事をしているかというと、
「できることは何でも」という感じです。
書籍やDVDを棚に戻したり、
販売用の本を磨いたり、
返却された本の回収に行ったり、
イベントの撮影をしたり。

パソコン教室の元インストラクターなので、
WordやExcelの質問に答えたりもします。
データ入力作業などをやる時もあります。
英語のWindowsを使うのは初めてなので
最初は少し不安でしたが、
配置は同じなので、案外すんなりできました。

こちらはオマケの写真。
図書館関係者のみが入れる
バックルーム横の階段です。
なんだかとてもゴージャスな気分になれる
図書館なのでした♪