2015年2月7日土曜日

単語を定着させるには

皆さま、こんにちは。ねこです。
図書館ボランティアを
始めてから4日が経ちました。

マンハッタンとは違って、
ほとんど外国人を
見かけないような土地柄なので、
図書館で日本人がウロウロしていると
妙に浮くんじゃないかと心配していましたが、
すでに、なんだかすっかり馴染んでいます(笑)

このあたりの人にとっては、
Kumikoという名前は、
一度も聞いたこともない
非常に覚えにくい名前なので、
こんな名札を作ってもらったところ、
かなり名前を覚えてもらえたようです。


文字で見て確認するというのは、
何かを記憶する際に、
大きな助けになるようですね。

英単語を覚える時も、
声に出して発音しながら書くと
かなり定着しやすいようです。

また、新しい単語を覚えたあとに、
実際に、その単語が
使われている場面に遭遇すると、
かなりインパクトがあるので、
しっかり覚えられます。

今日、驚いたのは、
昨日覚えたばかりの単語に、
いきなり遭遇できたこと。

1つは、あまり日常生活には
関係ない単語ですが、
hedgehog(ハリネズミ)という言葉です。


友人の妹Sちゃんが、
ハリネズミのぬいぐるみを持っていて、
「これってなんていう生き物?」
と尋ねたところ、ネットで写真を出して
ついでに、綴りも教えてくれました。

そして今日、図書館で、
子供用の絵本を整理していたところ、
なんと…


hedgehog キターーーーッ!!
3行目の5つめの単語です。
見つかりますか?

たぶん、これで二度と
hedgehogという言葉は
忘れないと思います(笑)

それにしても、あまりにかわいい物語なので、
この絵本を日本に持ち帰って、
出版社に翻訳を持ち込もうと思ったら…



なんと、すでに日本語訳が
出版されていました。



この2冊を読み比べてみるのも
面白いかもしれませんね。

さて、昨日と今日で、
偶然遭遇した単語がもう1つあります。

digress(本題からそれる、脱線する)
という単語です。
昨日、歌詞の翻訳中に遭遇し、
文章の流れがややわかりずらかったため
Sちゃんに、解釈の仕方を教えてもらいました。

そして今日、図書館で、
棚の整理をしていると、
仕事仲間の元気なおばちゃんMさんが
"But I digress"という言葉を発しました。

わっ、昨日覚えた単語だ!!と思い
かなりテンションが上がります(笑)

"But I digress"というのは、
話がそれてしまって、
元の話題に戻すときに使う表現です。
日本語でいうところの「閑話休題」
というやつですね。

おそらく、このdigressという単語も、
Mさんのおかげで、
すっかり記憶に定着した気がします。

こんな風に、
「あっ、その単語、本当に使うんだ…」
という場面に出会うと、
一気に定着率が上がります。

そして、出会う場面を増やすためには、
たくさん読む、たくさん聞くしかないんですよね。

とはいえ、会社勤めをしていたり、
学校があったり、家事があったりで、
なかなか英語のために時間を割くというのは
難しい人も多いでしょう。

そういう人は、ぜひ、短時間でもいいので、
日常生活の中に、英語タイムを
盛り込むようにしてみてください。

着替えやお化粧や掃除をしながら
英語のCDをかけるというのでもOKです。

夜、英語のCDをかけながら
30分のスリープタイマーをかけて寝る
というだけでもいいかもしれません。
仮に3分後には眠ってしまっていても、
better than nothing(何もやらないよりはマシ)です♪